登園自粛ご協力期間延長のお知らせ

現在ご協力頂いております1号認定の方の登園自粛ご協力期間を2/15(火)まで延長いたします。

　2/4（金）からの１号認定の方の登園自粛のお願いにご協力下さり有難うございます。

　大変心苦しいのですが、2/15(火)までお願いする期間を延長させて頂きます。

現在の自粛ご協力状況

１号園児数	68名
2・3号園児数	63名
全園児数	131名
うち自粛数 （2/4〜10平均)	83名

　期間延長の判断は下記の情報を総合的に捉え判断しました。
　以下、各情報について記載します。

「ご家庭の健康状態と通勤通学先の状態の連絡」について調査結果のご報告

　登園自粛期間開始の2/4から本日2/10現在までの状況です。

当園関係者	・陽性者 1名 2/6発症、2/15まで療養期間。園児との濃厚接触は発症以前からありません
園児	・鼻水等風邪症状 2名
園児の同居家族	・発熱症状 2名 いずれもPCR検査または抗原検査陰性 ・鼻水等風邪症状 2名
園児の同居家族 通勤・通学先	・勤務先で陽性者が発生した 3名 ・兄姉が通う学校での学級閉鎖 12名

　幸い当園から陽性者は発生していませんが、学級閉鎖の状況から園児の周辺で陽性者が発生していることを読み取ることができます。

　次に自粛要請をお願いした当日とその2日前までの当園の欠席・自粛等の状況です。

2/1	体調不良による欠席 1名 自粛 1名
2/2	体調不良による欠席 1名 自粛 2名
2/3	家族を含む体調不良による欠席 6名 自粛 1名 感染を心配してのスクールバス利用の取りやめ 4名 園児の保護者 陽性者 1名発生

　上記2/3の状況が急遽登園自粛をお願いした要因の一つです。
　報告が本日になりましたことをお詫び申し上げます。

　当園は他園他校のように「園内で陽性者が出てから自粛をお願いする」のではなく「園内で感染が広まらないように先を予測して」自粛のお願いをさせて頂いています。

　予測しての判断のため、急な変化が発生すると、この度のように急遽お願いする状況が発生してしまいます。
　できる限り早くお知らせできるように最善の努力をしておりますが、多くのデータを集め、園児の安全と保育と教育のバランスをとりながら、「園内での園児の感染をゼロにしたい」という方針のもと判断しているため、どうしてもある程度の時間が必要です。ご理解頂きご協力をよろしくお願いいたします。

姫路市の学級閉鎖の状況

　姫路市のこちらのHPをご覧ください。

　第6波は1月中旬から学級閉鎖が始まり、本日2/10でもさらに増えている状況です。

　時間差で発生していることから、治りながら発生することを繰り返し、徐々に広がっていることが見て取れます。
　また当園で最も近い広畑第二小学校において、あらたに本日2/10には2/15までの学級閉鎖が発生しています。
　当園のすぐ間近に新型コロナウィルスがきているものと読み取れます。

兵庫県の感染者状況

　下記は2/10時点での兵庫県の感染者数推移のグラフです。元データはこちらです。

　この1週間を見ると陽性者が5000〜6000人/日の状態です。
　現在がピークである可能性はありますが、兵庫県全体でもまだ下降状態にあるとは言い難い状態です。

姫路市の陽性者数推移

　この1週間の姫路市の陽性者数の平均は約500人/日です。またそのうち10歳未満の子供が15%程度を占めています。今回のオミクロン株は10歳未満の子供の感染も多いことが特徴です。　下記のグラフは姫路市のHPのデータから作成しました。

　グラフ内の点線は7日間の移動平均線です。日別データは振り幅が大きいので移動平均線を見てください。こちらも兵庫県のグラフと同様、まだ下降状態にあるとは言い難い状態です。

データからの考察・判断

　上記のデータから読み取ることができる、本日現在の当園を取り巻く新型コロナウィルスの状況は、下記の内容です。

• 園児に陽性者は発生していない
• しかし園児の兄姉が通う学校では陽性者が発生している
• 近隣の大津茂小学校、広畑第二小学校において2/6から学級閉鎖が発生し、現在も新たに学級閉鎖発生中
• オミクロン株は10歳未満の子供も感染しやすい
• 兵庫県および姫路市の感染者数の状況は増加または横ばいの状況で下降状態にあるとは言えない

　これらを総合的に捉え、また明日から３連休でありこの間に状況の変化が予測されると判断した結果、2/15(火)までの自粛期間の延長を決定しました。

　誠に恐縮ですが、引き続き園児・保護者の皆様の感染リスクを低減するため、また保育の継続による社会機能維持のため、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。